2010年6月28日月曜日

お葬式の1日。

本日、無事に祖母の葬儀が終わりました。
昨日の朝に亡くなってから、夕方にはお通夜、そして今朝にはもう葬儀、そのまま斎場へ。
お骨を持って葬儀場に戻り、初七日まで終わりました。
あっと言う間出来事です。

今回は家族葬なので、本来は家族だけですが、自治会の方が少し来てくれました。
そして、葬儀には久々に姉も登場。
さすがに姉はおばあちゃんっ子だっただけあって涙ぐんでいました。

金曜に脚を負傷した父に代わって、
私は完全に運転手状態で、葬儀場、斎場など、全て家族を載せて走りました。

まっている間に少しおばあちゃんのことを父から聞きました。

明治生まれで数々の戦争を経験し、祖父の軍の仕事の関係で満州、北京と過ごし、日本に帰ってきたことなど、この100年の激動の時代を生きてきたんだなぁと思います。
明治、大正、昭和、平成と凄まじい時代を生きたんだなと改めて思いました。
そして、棺の中の祖母は99歳にしてはかなり肌もつるつるできれいでした。
幾つになっても気の強さだけは凄まじかったけど、それだけの時代を生きてきたんだと今は思えます。
そして、母が祖母の介護から解放されたこともかなり安堵の要因です。
我が家の1つの時代が終わったと言えます。

姉とも久々に会って、少し話をし、家族4人での食事なんて何年ぶりかな?
(外食なんて10年以上ぶりかも・・・)

タネが好きというので、「”捨てるなうまいタネ”って本あるで。」というと、「持ってる。あれはバイブルやで。」とやはり、姉妹だったのかと思います。
そして、初めて私のアパートにちょっと来て、アメリカで買った珍しいタネをいくつか持って帰りました。


亡くなったら、本当にすぐにお骨になってしまい、人間って儚いもんだなと思います。
でも、その儚い一生も意味があるんだとダライラマの本を読みながら思ったりします。


すっかりクッキーが我が家の主役となり、父や母も穏やかになりました。
祖父と祖母の介護で疲れきってギスギスしていた雰囲気がずいぶん変わってきたのが嬉しく思います。
今日はみんながバタバタと動くので、クッキーも疲れたと思います。

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