2010年5月3日月曜日

桐島洋子という人。

今日、午後から久々に私のパワースポットであります「中央図書館」へ。
昨日なぜかふと「桐島洋子」という人が気になり、インターネットで調べていて、しんどくなったのかも・・・・。
でも、まだまだこの人への興味は尽きず、初めて桐島洋子の本を借りてみました。
「作家」というくくりでしか知らなかったし、桐島三兄弟の母っていう感じでしか知らなかったけど、その壮絶な生き方は、オキーフの伝記を読んだ時のような新鮮さがあります。
少し前に「鳩山幸」の本も読んで、確かに、この人も波瀾万丈人生のファーストレディではあるけど、私的には圧倒的に「桐島洋子」の生き方に惹かれる。
その文章も、毒舌と言ってしまえばそれまでなんだけど、圧倒的な実行力が人間技とは思えない・・・。
特に、二女のノエルはクルーズ船の中で産めば、船医がいてタダだからと本当にクリスマスにクルーズ船の中で出産するというものすごいドラマのような話で、鳥肌が立ちました。
3人を連れてのアメリカ放浪でも、グレハンがでてきたり、旅好きなので、セドナやマチュピチュに行ったというあたりも、かなり共感できる。
とにかく、自分の気持ちに正直に世間の枠に全くとらわれない生き方をあそこまで貫けたら、気持ちいい。
恋愛と旅と食にどん欲で、いくつになっても「美」を意識して歳を重ねるって、すごい。
そして、30代と40代が一番面白い!というあたりもちょっと嬉しくなってきた。

桐島洋子の生き方を見て、オノヨーコやジョージア・オキーフを連想した。
30代後半から40代にかけて大きく羽ばたき、歳を重ねるほどにいい味だしてる人たち。


今日、2冊借りて一気に読んだけど、まだ予約中の本も数冊あるので、もう少し「桐島」ワールドを楽しみます。

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